本日は、安曇野番外編。二つ隣の大町市での体験レポとなります。
目次
- 1 photo camp とは
- 2 [前書き・私のこと]参加したのはブログに良い写真を載せたいから
- 3 ①会場「とある音楽家の古家」がそもそもすごい家
- 4 ②駅から30分の利便性で豊かな自然景観の素晴らしさ
- 5 ③地元の面白い事やってる若者と親交が持てる
- 6 ④おなじ趣味嗜好を持った人たちとフランクに遊べた
- 7 ⑤講師陣のレンズや機材まで借りれて新しい機材選びの参考になった
- 8 ⑥もちろん、カメラの技術は上がります
- 9 ⑥-1、講師陣の手厚いフォローによる集中撮影現場が素晴らしい
- 10 ⑥-2,モデル陣が、めちゃくちゃ協力的なので気合が入る
- 11 ⑥-3,周りが皆、上手いから構図や撮り方も真似して上手くなれる
- 12 まとめ
photo camp とは
irodorizm が開催する合宿型photo session。
「写真をもっと上手に撮りたい/仕事にしたい人の為の体験合宿」
会場:
長野県大町市「とある音楽家の古家」
日時:
2018/10/27(土)-28(日)1泊。
ディレクション陣:
彩pan-フリーカメラマン
たつみかずき-何でもできる人
南谷有美-人気インスタグラマー
専属モデル男女各1名。
体験内容:
※参加者の希望に応じた写真講座型
・写真の基本、光について
・人物、ポートレート撮影の実践
・仕事としての写真について(情報発信について)
・モチーフを自分で決めて自由撮影
・料理写真の撮り方・実践
・ライトアップされたスタジオでフォトセッション
〜〜就寝〜〜
・早朝、雲海(出てたら)撮影
・野山をトレッキング・撮影
・情報発信・個別発表
(回によって変更あり)
金額:18,000円
(寝袋割引など、各種割引、オプション有)
私が参加したのは、開催第二回目。(第一回の詳細は下記)
きちんとしたイベントで、最終的にWEBへアウトプットまでを終わりとしている。
今回は、g.o.a.t というサービスを使って記事を投稿、発表してお開きだった。
イベント内容に入る前に、私のレベルと目的を簡単にご案内。
[前書き・私のこと]参加したのはブログに良い写真を載せたいから
2017年からこのブログを始め、今年の9月からはテーマに長野県安曇野も加わりました。
安曇野は景色最高なんです。本当に。
(下記の記事にて安曇野については熱く語っております)
この景色、この体験、自分のものだけにするのはもったいない!
なんて、カッコいい志を胸に8年前に(友人から安く)買ったミラーレス一眼カメラolympus E-PL1sを押入れから引っ張り出して、撮るようになったんです。
これ、初期の私の撮影写真です。「風穴の里」っていう道の駅でスイカが売ってる写真です。
波田アイランドスイカという地場で採れたスイカがとても美味しかったんです。
しかも切り売りで販売!新しい!
地場果実と道の駅に感動した!という記事を書こうと思って撮ったんです。
でもね、この写真見ると思いません?
(美味しい以前に、もっとこう、写真なんとかならなかったの?)
もちろんお蔵入り。
良くない写真だとは思うんです。でもどうすれば良くなるのか?分からないのが私のレベルです。
(現在、使ってる機能はオート撮影のみ!)それを打開しようと思ったのがきっかけでした。
では、本題。
一体Photocampの何が、一石二鳥ならぬ一石六鳥だったのかをお話します。
①会場「とある音楽家の古家」がそもそもすごい家

囲炉裏とバーカウンターというオシャレな居間
大町市八坂という山中にある築250年の古民家です。
有名音楽家のスタジオだったため、現在は音楽・撮影スタジオとして貸し出ししています。
宿としては一般開放していない為、こういう特殊条件下でないと入れないレア宿です。
まず築年数250年以上を謳っている民家はほとんど、重要文化財レベルです。
しかも音楽スタジオとしては皆無です。古さをうたっていてMAX築100年超。
(参考サイトスタジオ検索.com)
250年前って、1768年ですからね。和暦でいうと明和5年ですよ!明和!
なにそれ、いつ?気になった方ご自分で調べてください。たぶん江戸時代のいつかです。
某音楽家のセルフリノベーションが、まあお洒落。
でもつくりは、プロが使う音楽スタジオ併設なので頑丈というすごい家に泊まって来ました。
②駅から30分の利便性で豊かな自然景観の素晴らしさ

庭からの景色
※シャボン玉で遊ぶ可憐な女性はついてきません。
信濃大町駅から車で30分という立地ながら、秘境です。
長野県山麓地方の美しい山脈、紅葉。川のせせらぎまで聞こえる。
しかも高台にあるので、光もたっぷり浴びて眺望も良いという超々好立地。
一月前に、引越し先を探したからこそ分かるこのすさまじい立地。
ないですよこんな場所。
重要文化財クラスの古民家+家具オシャレ+頑丈+景観、自然環境良し
=すごい。
頭悪そうな感想ですが、そうとしか言えない。
③地元の面白い事やってる若者と親交が持てる
ちょっといやらしい話ですけれど、本当にこれは嬉しかった。
私移住して来てずっと問題だったのが、若者達と出会えない事だったんです。
31歳を若者と言っていいかは置いといて、同世代や二十代は一体どこにいるんだ?いないんじゃないのか?とすら思うのが田舎なわけです。
それがいたんです。大町に住んでいる若者たちが!スタッフとして!一人は地元がうちの近所って!!
しかも、合宿だと夜話せるんですよね。囲炉裏とバーカウンターを囲んで。
一泊あると心的にも時間的にも余裕があって良かったです。
④おなじ趣味嗜好を持った人たちとフランクに遊べた

たつみかずき氏による集合写真
山間の古民家で合宿という企画がバッチリ効果を発揮していました。
ぶっちゃけカメラ習いたいなら町のカメラ講座でもっとお安くお手軽に出来るところいっぱいあります。
ですが、カメラの技術習得以外の楽しさ。を得るのは難しい気がします。
それが、価格の安さと気安さの代償です。
この合宿は、技術習得以外に観光合宿という側面があります。
美味しいご飯あり、温泉あり、語らいあり。そこには色んな楽しさの側面がありました。
発表は時間無さすぎてキツかったけど、終わってみると遊びながら学べたって感覚でした。
みんなオープンな方で話しやすく親切だったのは大きい。
ここら辺も合宿を選んで来ているって点、かなりあると思いますよ。
⑤講師陣のレンズや機材まで借りれて新しい機材選びの参考になった
これ、結構大きな目的でした。写真にも力入れるならレンズも揃えなきゃ。
と思っていたんですが
いかんせん素人には何がなんだかさっぱり分かりません。
専門用語の雨あられ状態ですし、一度どこかのメーカーのものを買ったら結局、そこのシリーズを使い続けることになる(らしい)
互換性もあるらしいですが、操作性やスペックの違いが不安で結局知ってるシリーズに落ち着く。
もちろん、レンタルもありますが、今まさにメインで使っている人から借りるのは、この不安も同時に解消出来るってことなんです。
その場で、使い方聞けばいいので。
他の人のものを借りれる良さって、ここにあるんだと思います。
というわけで、講師陣のトライ&エラーを重ね整備したカメラを拝借できるというこのチャンスを逃すな!という事で結構借りました。
これ、最強でした。カメラ素人ですみません。
彩pan先生曰く「”レンズ沼”に落ちる初めのレンズ」だそうです。
通称「撒き餌レンズ」見事にパクつきました。
とはいえ、皆さんが持っているものや写真見せてもらったりすると、湧き出してくる物欲。
そんな時は勢いで買わないで、レンタルで感触を確かめてみるのが一番との事。
レンタルは購入に比べれば格安ということもわかった。
⑥もちろん、カメラの技術は上がります
レベル上がりました!
どう上がったのか?をさらに細分化してお話します。
⑥-1、講師陣の手厚いフォローによる集中撮影現場が素晴らしい
参加者八人に対して、運営陣五人いるんです。
プロカメラマン2名(内1名はフォロワー7500人超のインスタグラマー)
カメラマンじゃないけれど、写真できちんとお金をもらっているマルチクリエイター。
専属モデル男女各1名ずつというラインナップ。
めっちゃ豪華なんです!
分かんないなあと思ったら、聞くと教えてくれるんです。
プロが!その場で!撮り方を!!
そりゃあクオリティあがりますよ。

自分で撮った逆光写真

教えもらった逆光写真
「逆光で撮ると綺麗に撮れる」
と座学で教わったので、早速試した写真が一枚目。
私にとって「逆光から撮る写真」はこれしか選択肢ないんです。
THE 逆光写真。
2枚目もモデルのとあや君(二十歳)は同じ場所にいるんですよ。
何が違うのかというと、撮影する場所の角度を教えてもらったんです。
ここが丁度良いかなと!
そしたらこの違い。
何より、逆光感がない!すげえ!
こういうその場で分からないをすぐに解決&身になる知識が、いくつもありました。
⑥-2,モデル陣が、めちゃくちゃ協力的なので気合が入る
このイベントの為だけのモデルが二人います。
モデルですから、もちろん可愛いし、カッコいいです。
先ほどからちらほら登場しているお二人ですね。
色んな表情もポーズもしてくれるんです。
「こういうの撮ってみたいとかこんな顔しろとか何でも言ってください」
「出来上がったの楽しみにしてます」
って言うんですよ。私に。
いや待って!今、絞りをどうすると、明るくなるのか確認してるところだから。
部屋の暗さに対応できなくて人影としか写ってないから。って言えるわけがないんですよ。
なんとかこの二人の頑張りに報いなくては!
と思うと、とにかくがむしゃらにシャッターを押し続け、ガシャガシャ数値を変えて試してみる。
そうするとたまに、悪くない写真が混じってる。追い詰められるって時として大事。
しかも女性モデルのマーサちゃんは、ブロガーで、ライター業もやってるとの事。先輩です。
⑥-3,周りが皆、上手いから構図や撮り方も真似して上手くなれる
これはどこの写真教室でも同じかもしれませんが、周りが上手いと引っ張られて自然と上手くなっていきます。
クオリティに対するハードルが上がり、感覚も鋭くなるからです。
正にフォトセッションの醍醐味。
みんなで上手く撮れた画に群がって話し会うの最高ですね。
「それどう撮ったんですか?」「マクロ機能」
って言われた時の衝撃。
マニュアルで合わせるだけじゃない柔軟さって素敵ですね。
まとめ
六つどころじゃなかったですね。とにかく楽しく勉強になる二日間でした。
仕事で使えるレベルまで高めるを目指しているだけあって、テキストと写真のバランスも相談に乗ってくれて、編集の仕方なんかも習えて大満足です。
第三回は、雪景色の一月とのこと。これはこれで良さそう!
以下、ディレクション陣をご紹介。
【女性モデル】
Ma-Tha マーサ
19歳。信州大学教育学部に在学。
大学生ブロガー・ライター ・海外コンサル・ミュージカルダンサー。
信州大学生が作るWEBメディア「nagumi」専属ライター。
「Play life」派遣ライター。他
【講師陣】
彩pan
irodorizm 代表マルチクリエイター。フリーランスカメラマン。
過去の主な仕事:
全国流通アーティストのジャケット・ライブ撮影・ポートレイト撮影。
学校法人にてデビュー、キャリアサポート、フェスやイベントの撮影広報担当。
たつみかずき
LODEC Japan合同会社代表。
大阪出身長野県北アルプス山麓を拠点に二軒のゲストハウスとシェアハウスの運営を行っている。
2015年よりLODEC Japan合同会社を設立し地域と人を繋ぐことを生業としている。
南谷有美
フリーカメラマン
人気インスタグラマー