映画「マイティーソー・バトルロイヤル」はトム・ヒドルストンのロキとギャグで出来ている!

※ネタバレ致します。
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マイティーソーバトルロイヤル公開ポスター

MCUシリーズは毎度映画館に足を運んで観ているMCUフリークのゲニヤです!こんにちわ。
今回もとっても楽しめました。前評判は伊達じゃない!
極彩色のスペースシンフォニーな世界観、思わず顔がほころぶキャッチーギャグ、前作までのキャラクターをあえてスクラップ&リビルドした新しいキャラ感、強過ぎヴィラン、陽気で強烈な脇役達、使い所抜群の往年のROCK挿入歌
などのワンダフルな要素が見事に融合して新たなマイティーソー作品を打ち出してくれました。

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基本情報

原題
Thor: Ragnarok
監督
タイカ・ワイティティ
脚本
エリック・ピアソン
原案
クレイグ・カイル、クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
原作
スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
製作
ケヴィン・ファイギ
製作総指揮
ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
出演者
ソー-クリス・ヘムズワース
ロキ-トム・ヒドルストン
ヘラ-ケイト・ブランシェット
ヘイムダル-イドリス・エルバ
グランドマスター-ジェフ・ゴールドブラム
ヴァルキリー-テッサ・トンプソン
スカージ-カール・アーバン
ハルク(ブルース・バナー)-マーク・ラファロ
オーディン-アンソニー・ホプキンス
ドクター・ストレンジ- ベネディクト・カンバーバッチ
コーグ-タイカ・ワイティティ
ホーガン-浅野忠信
音楽
マーク・マザーズボー
撮影
ハビエル・アギーレサロベ
編集
ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
製作会社
マーベル・スタジオ
配給
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開
2017年11月3日
上映時間
130分
製作国
アメリカ合衆国
言語
英語
前作
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(シリーズ前作)

あらすじ

前作より捕らえられてしまったソー。故郷アスガルドに危機が迫っている事を知り、帰郷する。突如として現れた死神ヘラによってアスガルドが破壊征服されようとした時、ソーは真っ先に立ち塞がるがヘラの圧倒的力の前に最大の武器ムジョルニア(ハンマー)を破壊され、宇宙の彼方に飛ばされてしまう。アスガルドには「終末の日」を意味する”ラグナロク”が迫ります。宇宙の彼方、サカールの星に辿り着いたソーはそこでかつてアベンジャーズとして共に戦ったハルクと再会を果たす。剣闘士として互い闘う事になるソーとハルク、闘いの中でソーはムジョルニアに頼らない闘い方に覚醒する。ハルクとヴァルキリー共にアスガルトに戻るソー。彼は最強の敵を倒すことはできるのか。

さて本作の面白さの中核を成しているのは(あくまで個人的に)「ロキ」と「外しの演出」美学です。
このグッドポイントをとにかく掘り下げていきたいと思います。

ロキくんは相変わらず憎めないワル

マイティーソー無印でも、アヴェンジャーズでも、ダークワールドでも、アヴェンジャーズエイジオブウルトロンでも、もれなく裏切りを繰り返す悪の野心家にして小物王子のロキ君。ヴィランになりきれないヴィラン枠ではトップ独走中です。
なのに、今回は頭から爪先まで見事なヴィラン、ヘラがいた為、身の丈に合わない大技を使わず本来のロキらしい立ち位置だったんじゃないかなあと思います。そういうところがもう最高に魅力的なんです。
そういうところってどういうところ?って

①、父オーディンの姿に化けて玉座に座り、アスガルドの王として君臨してる。(しかも立派な自分の像を建てさせてる)
変身して君臨というのがイイっ!自分の姿じゃ人望不足だってちゃんと自覚しているんです。何度も謀反失敗してるし、よしよし。かわいそうに。

②、ドクターストレンジの移動魔術を受けて、食ってかかる第一声「ずっと落ち続けていたぞ!30分間!」
肝心の会話にも入れず移動魔術でずっと落下し続けてたんですね。よしよし、かわいそうに。

③、サカール星の闘技場でハルクを見て顔を引きつらせ、ハルクがロキの方を見たら思わず目を逸らしてしまう。
前作(アヴェンジャーズエイジオブウルトロン)でハルクにコテンパにやられたのが未だに忘れられないのでしょう。よしよし(以下略)

④、同闘技場でソーが、ハルクに自分と同じやられ方でコテンパにやられてるのを観客席から見た際の一言
「よしっ!思い知ったか?ざまあみろっ」。大はしゃぎのロキさん。
→思わずアルカイックスマイルですよ。この小物感が大好き。

⑤、サカールから脱出し、アスガルドへ向かう宇宙船を奪取する際ずっとソーに話しかけ続けている。
これもソーからまず「腹を割って話し合おう」と言われて「嫌だ。そんなの我々家族らしくない」と一度それらしく拒否してからのまくし立てですよ。ツンデレなんですよ彼。

⑥、アスガルドで民衆の窮地に美味しいとこで救済船と共に登場。「私が救世主だ」が第一声。
※ちなみにソーとヴァルキリーがヘラと死闘中。
→これはキメキメだから良いとしてその後ヘイムダルに「来るのは分かっていました」と言われて「もちろんだ」とキメ顔で即答するところが、もう大好き。これネタバレになっちゃうんですが、ヘラが強すぎだからロキさんはアスガルドを見捨ててさっきまでサカールに残ろうとしてた!

⑦、エンドクレジット後のオマケシーンにて。
アスガルドから地球に移民する事になった宇宙船内で、ソーとロキ。
ロキ「本当に地球に行って平気か?」
ソー「大丈夫だ。俺は地球じゃ人気者だ」
ロキ「いや、私が地球に行っても平気だろうか」
ソー「それはー、まずいかもな」
→このやりとり、何がロキさんらしいかって?いきなり私が地球に言っても…と聞かないでまずは濁しつつ聞くところですよ。
ほら言わなくても分かるだろ?兄弟。って感じが、もう、ほんと甘えてんなお前。

ロキさんだけで十分過ぎる位語ってしまいましたが、次の本作のポイントはなんと行っても軽妙洒脱な間の外し方、全キャラギャグ使いする潔い演出です!ここがタイカ・ワイティティ監督のカラーを強く感じた部分でした。

キメのシーンは1テンポ外してウケを頂く

ソーがムジョルニアを握るシーン。バナーがハルクに変身するシーン。ヴァルキリーの初登場シーン。最も決まる必殺シーンですが、全部ワンテンポ挟んで外して来ます。これが良いんですね!緩和の笑いに関して物凄く長けているんです。
他にも予告トレーラーの闘技場ハルク登場シーンがありますが、実況が言い終わる前に、入り口が開き切る前にハルクが扉ぶっ壊して出て来ます。こっちは食ってテンポ外して来てます。こんな演出が事細かに入って来ます。
伸ばしではなく、カットイン的な緩和や食いの演出が多いから凄くテンポが良くて軽妙です。
ブレラン2049も見習ってほしいくらいスナック菓子的な楽しさが満載です。

MCUでは本当に目新しいミニギャグ要素が溢れかえっている

台詞で個人的に大好きなのは、サカールで無理やり闘わせてた奴隷剣闘士達が反乱を起こし出し大混乱の際、
「奴隷剣闘士達が反乱を」とグランドマスターに報告するとグランドマスターが「その言葉はやめろ」と言う。
「収監して仕事を強要させていた者達が反乱を」と部下が言い直す下り。
「うん、それなら良い」とグランドマスターがOKを出す。
奴隷の方がうんと酷いはずなのに、言い直した方がブラック感が増してるのが大好き。
ユーモアの表し方って本当無限大だなあと、痛感させてくれます。
ミニギャグが多いんだけど、お下劣はないし、言い過ぎはないし、とにかく可愛らしくて愛着が持てるギャグが多いのが素晴らしいところ。書いて伝えるの難しいので、あとは実際に見て確認してほしい!本当に沢山あるから。隙あらば狙ってくるから!

まとめ

まあ上記のおかげでとっても楽しい美味しい愛すべきスナック菓子系映画って感じでした。
まあ光あれば影有りで、シリアスはかなり弱いです。最大の要因は多分ヘラが強すぎなことでラストのカタルシスが弱かった事ですが…MUCというより1作品として楽しめたところが個人的には一番評価したいところ!でもロキが出る限りインフィニティーウォーももちろん観ます!!
成長しないでねロキ。

全然、前の作品観なくても楽しめるけど、エイジオブウルトロンのギャグネタは多いから観ておくと、より笑えます!

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