映画「メリーポピンズ・リターンズ」前作リスペクト。知っているともっと楽しめる11のトリビア

本作は、続編としたこともあり、オリジナル作品を尊重した様々な楽しいトリビアが隠されています。知っていると、より楽しめること間違いなしです!

本作の基本情報については、こちらか公式HPをご覧ください。

2019年のアカデミー賞美術賞にもノミネートした本作。 素晴らしい点は、実写とアニメーションのコンビネーション!予告編だけじゃイマイチ...
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また、本記事は前作へのリスペクトについて多く語っておりますので、前作の基本城を簡単に記載します。

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前作(1964年製作)メリー・ポピンズの基本情報

監督
ロバート・スティーヴンソン
脚本
ビル・ウォルシュ
ドン・ダグラディ
製作
ウォルト・ディズニー
ロイ・O・ディズニー
音楽
アーウィン・コスタル
作詞、作曲
シャーマン兄弟
公開
1964年8月29日(米)
1965年12月18日(日)
出演者
メリー・ポピンズ-ジュリー・アンドリュース
バート/ミスター・ドース・シニア-ディック・ヴァン・ダイク
ジョージ・バンクス-デヴィッド・トムリンソン
ウィニフレッド・バンクス-グリニス・ジョンズ
ジェーン・カロライン・バンクス-カレン・ドートリス
マイケル・バンクス-マシュウ・ガーバー

「あらすじ」
1910年。ロンドンでも美しい桜通りに住むジョージ・バンクス氏は銀行家で気むづかし屋。奥さんウィニフレッドも婦人参政権運動に夢中で子供は放りっぱなし。しかも、腕白ざかりで一向に乳母が居つかない。-そんな中、メリー・ポピンズがフワフワ空からやってきた。彼女が来てからは家中が朗らかになり、歌まで歌いだしたのがバンクス氏は不思議でたまらない。子供の躾に厳格なバンクス氏は子供たちに無理やり預金させようとした。それが、ひょんなことから銀行の預金者たちが銀行の危機ではないのではないかと勘違い、あわてて払いもどしに殺到、大混乱になりバンクス氏はクビになってしまう。しかしメリー・ポピンズのおかげでことは思わぬ明るい方向へ…

では、ここからは前作へのあふれる愛、リスペストシーンの数々をご紹介して行きます。

オープニングクレジットのセントポール大聖堂に座っている鳩老婆

Opening-Credits

@ディズニー

オープニングのシークエンス自体が、前作の時代である往年のハリウッドを意識したロンドンの街並みになっていますが、その中に出てくるセントポール大聖堂の階段に座っている老婆は、前作のスノードームミュージカルシーン「Feed the Birds」(下記スノードーム参照)にいた鳥を飛ばす老婆そのものです。

ブーム海軍大将など、前作と変わらないおなじみの顔ぶれ

ブーム海軍大将

@yarn

桜通り17番地の外観がほぼ同じであるだけでなく、時報がわりに大砲を撃つブーム海軍大将はまだ隣に住んでいるし、バンクス家のメイド・エレンもまだ家にいます。

アニメーションの中のペンギンたち

ペンギンダンス

@ディズニー

彼らは前作でも’Jolly Holiday’ でバートとジュリーアンドリュース扮するメリー・ポピンズと共にダンスを踊りました。
本作でも同じようにエミリー・ブラント扮するメリー・ポピンズを慕ってダンスを共にするシーンがあります。

おしゃべりオウムの傘

Robin-Mary-hat

@ディズニー

メリー・ポピンズの傘の頭にある話すオウムが戻ってきます。

オリジナルの楽曲の隠れオマージュ曲の数々

注意深く聴くと、スコアの中で前作の曲をオマージュした旋律が聞こえます。
終盤に使われている「Nowhere to Go But Up」の「Let’s Go Fly A Kite」オマージュなんか、なかなか粋です!

鏡の中に残るメリー・ポピンズ

Mary-winks

@ディズニー

メリーが鏡を見て、彼女が立ち去っても鏡の中の彼女は残り、眉を上げます。
前作でも彼女は、バンクス家に自前の鏡を取りつけて、髪を直したり帽子をかぶったりします。
その鏡の中で、実物とは違う動きをして自分自身を賞賛し現物のメリーにウインクをします。
彼女は前作と変わらず鏡の中で自分自身を賞賛するのが大好きです。
彼女がバンクス家に入ると、鏡の中の彼女は自分の頭の中の考えをちらっと見て、眉を上げます。

屋根裏のスノードーム

屋根裏のおもちゃ

@ディズニー

バンクス家には、前作でメリー・ポピンズと子供だったマイケルとジェーンが、見たセントポール大聖堂が中に入ったスノードームがあります。

本作で、大人になったジェーンとマイケルが家の担保に関する書類を探し出そうと屋根裏部屋を掃除しているとき、詰め込まれて忘れられていたスノードームを拾います。
前作で「大人は忘れてしまう」というメリー・ポピンズのメッセージを象徴するしんみりとした小道具です。

凧の尾は、前作でジェーンの母が闘っていた「女性への投票運動」タスキ

カイト

in Disney’s MARY POPPINS RETURNS.

前作でのジェーンとマイケルの緑の凧は、新聞印刷物ととても特別な尾で出来ていました。

彼らの母、ウィニフレッド・バンクスが身につけていた「女性のための投票」選挙運動タスキです。
マイケルが屋根裏部屋で、古い凧をゴミ箱から見つけ出したとき、この凧の尾はそのままでした。

凧の尾はそのままでしたが、娘のジェーンは母の運動を継承して本作では、イングランドの低給市民の権利保護のための社会を表す”SPRUCE”と呼ばれる労働組織の誇り高いメンバーとして運動しています。

トプシーと彼女の逆さまの家

メリルストロープ

@ディズニー

メリルストリープ演じるとぷしーは、メリー・ポピンズの遠いいとこです。
子供達は、茶碗を直そうと彼女の家を訪問すると、茶碗以外の世界の何もかもをひっくり返されてしまいます。
彼らは楽しいミュージカルスコアとともに天井で踊ります。

前作でメリーの親戚、叔父のアルバートは笑うたびに天井に浮かぶという奇妙な症状に苦しんでいたのに呼応する演出です。しかしよくよく浮かぶのが好きな家系ですね。

「Trip a Little Light Fantastic」のミュージカルシーン

前作では煙突掃除だった役:バートは、街明かりを移動して古いガス灯を消すランプライター:ジャックに変わっています。
煙突掃除は終わったけれども、前作「step in time」が本作「Trip a Little Light Fantastic」へ受け継がれていることがメロディと歌と踊りでわかります。

ディック・ヴァン・ダイク氏のカメオ出演

ディックヴァンダイク

@ディズニー

前作ではディック・ヴァン・ダイクがバートとオールドエイジメイクをしてドース・シニアという老人役を2役演じていました。

本作では御齢92歳のディック・ヴァン・ダイク自身が、ドース・シニアの息子役ドースJrとしてカメオ出演しています。
そしてなんと、ダンスのステップまで披露してくれるよろこび。前作を知っているとちょっとウルっときてしまうシーンです。

まとめ

前作を観た方がより楽しめることは間違いないですが、本作のメリー・ポピンズは続編でありながら新しいメリー・ポピンズ像をつくり出しています。またアニメーションシークエンスは、継承しているものもありますが、その世界観はアップデートされています。また、友人もバートではなくジャックとなっています。
多くの点で、前作のリメイクではなく、あくまで前作をリスペクトした続編としての新メリーポピンズです。
その歌とダンスとハッピーなストーリーを陽気に楽しむのが、本作の何よりの楽しみ方かもしれません。
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」



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