私的・発売日に即買いするおすすめマンガ20選 2017

今現在、私自身が発売日と同時に書店にダッシュして(ネットで買うんじゃ待ってる時間が惜しいのッ!!)買うマンガをご紹介します。本当は読む側がわかりやすいようにランキング形式にしようかと思ったけど、身銭切ってイマイチとかありませんでした。オールベストです。本当次の巻出るの楽しみにしてます!

残念ながらジャンルでまとめる程なかったので、ジャンル括りなし(少年・少女・青年・女性)アリアリです。
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よつばと/あずまきよひこ

「初めての楽しさを何回でも教えてくれる日常系最強マンガ」
いきなりかーい!とマンガ好きなら思わずつっ込むレジェンド日常漫画です。

5歳児よつばが一緒に住むとーちゃん、お隣さんやご近所さんの娘(三姉妹)、友達と愉快に過ごす日常漫画。近所の公園、コンビニからキャンプに牧場までよつばにとって初めての事だらけ。そんな日々を身体中で感じ楽しむ日常作品

私も日常系大好きですから(神戸在住、ヨコハマ買い出し紀行、アリア、るきさんとか大好きなんです)もちろん買ってますよ。そして新刊が出る毎に1巻から読み返してます!よつばちゃんと共に時間の流れを感じたいもの。
私が買い始めたのが6巻からなんで2006年、既に11年経ってますけどまだ彼女、夏と秋しか経験してませんから!その位一つ一つの出来事、時間の流れを丁寧に描いてるんです。5歳児よつばが感じる世界はいつもどこまでも新しくて、楽しくて、終わるのが本当に寂しくて切ないんです。なんでもない日常をそんな風に過ごせる美しさを閉じ込めた作品。まだ読んでないあなたは幸運ですよ!

前作も最高!こっちも私年1くらいで読み返してます。

3月のライオン/羽海野チカ

「生活とは、見えない血を流す戦いと触れ合える温かさで出来ている」と教えてくれる。

不幸な事故で両親を失い、将棋の世界でしか生きる道がなかった現役高校生プロ棋士桐山零。彼を取り巻く様々なプロ棋士達の熾烈な世界で、己の力で己の道を切り開いていく力強さと歯がゆさを描きながら、片方、月島で古くからの和菓子屋を営む川本家と零との交流を通じて家族とはなんなのか、人が寄り添い合う事のもろさと温もりを描いた作品。

羽海野チカ先生の前作、ハチミツとクローバーは私のバイブルなんです。もうあの漫画の言葉にどれだけ救われたか、人生の大切な事を教わったか。それに比べて本作は全然キラキラしてないんです。皆、胃を痛めたり腰を痛めたり結構ボロボロでとにかく懸命に生きてるんです。生きようとしているんです。
それが本作では将棋を打つ事で、「これしかない」という人の強さと孤独さを真っ向から描いてるのに、一人じゃないんだという温もりも同じ位丁寧に描いてるんです。
そしてそれらを手放さないでいる事がどれほどもろく難しい事かも。厳しさも温かさも日常における心象描写が格段に素晴らしいのが特徴の一つです。間違いなく平成の漫画界の天才です。


アオイホノオ/島本和彦

「ものを作ろうとする人間のロマンと根拠のない自信漫画」

大阪の芸大生の主人公ホノオモユルが、マンガ家デビューを志す様を描いたコメディー作品。

大学生が根拠のない自身に満ちてる様が本当最高すぎて大好き。同著者島本和彦先生の吠えろペンも勿論大好きですが、こちらの方が好きなのは実際の人物や出来事が出てくるメタ的なネタがふんだんにあるところです。
主に庵野秀明他、ガイナックスチームのエピソードですね。庵野の学校課題用のアニメを観て悔しがるホノオくん(島本和彦)の気持ちがマジで痛い程分かります。
同じものを志しながら才能という残酷なものに左右される辛さを笑いのペーソスに混ぜながら描いてるんです。
ここがとても心にクるんですが、同時にものづくりなんて一切考えてもいない人にちょっとの成功を自慢して天狗になったり、自惚れてたら「何これ?」って自分の作品に露骨にがっかりされる。
そういう無邪気な残酷さが溢れてるのも本作の魅力です。
ギャグがブラックでシニカルなのに大げさなのもかなりツボです!

前作もぜひ!こっちは時間軸的にはデビューしてプロになってからの漫画家として激しい日常ギャグ作品。

ヴィンランドサガ/幸村誠

11世紀ヴァイキング達がのさばる北欧の地で父を殺され復讐に身を焦がす少年トルフィン。
仇敵アシェラッドを殺すために生き、生きるために戦った。年月が経ち多くの状況環境を経てトルフィンは”本当の戦士”とは何かを模索していくようになるお話。

前作プラネテスも人生ベスト漫画の一つに数えられる天才作家 幸村誠先生の作品。
戦争、略奪をテーマにしながらその根底にある「何の為に戦うのか?」「何の為に生きるのか?」まで突き詰めた哲学的な内容。
運命とでも呼べるような大きな状況の変遷が人生のパートパートでトルフィンを襲う様はまるで、レミゼラブルでも見せられているかのような伝統的なクラシック叙事詩を想起させる。
戦闘パートのすっきりした(かつ残酷無比な)迫力描写に、ストイックながら人間味がある数々の魅力的なキャラクターが全く飽きさせません。舞台・テーマ・キャラクター・展開・構成 ここまで文句のつけようのない作品は滅多にありません!

こっちも最高でっせ。

乙嫁語り /森薫

「19世紀アジアの日常紹介漫画」

中央ユーラシアに暮らす人々。遊牧民の娘・アミル(20歳)が嫁いだのは、12歳の少年カルルク
遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……?
シルクロードの生活文化。悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!

もう8巻まで出てるけど、これはもう中央アジア紹介漫画と言ってしまって良いと思います。マジでストーリー全然進みません。ひたすらユーラシア文化、日常が繰り広げられ続けます。

それってどうなの?と思うなかれ、空間恐怖症と自身も認める書き込みオタクの森先生にかかれば嫁と婿が家にいるだけでもその衣装、絨毯、馬、家の柱、食べ物とディティールの嵐!
もはや動く絵画としての漫画を地で行くアジア世界の出現にどっぷり安心して入り込めます。
食べ物なんて、リアル過ぎて漫画なのにアジア料理の参考資料になるくらいです!

また、作者の趣味がその話において全面的に出るフェチズム漫画でもあります。
ひたすら刺繍をしている回や、ひたすら風呂に入ってる回など、キャラクター造形も観客には一切媚びません。
姉妹嫁だったり、家長絶対制だったり異様にシビアかつユニークな文化による人々のドラマもきちんと描かれていますのでキャラクターにおいていかれる事はありません。ていうか大体超ツボキャラです!アミルは理想の嫁!

こっちは前作。イギリス貴族とメイドのフェチ漫画だよ!

キングダム/原泰久

「熱過ぎる中華戦国武将ドラマ」

紀元前の中国大陸。500年の大戦争時代。二人の少年。信は天下の大将軍を。政は王となり中華統一を、それぞれの夢に向かい敵対国や、宮中の敵を打ち倒し上り詰めて行く戦争バトルサクセス物語。

とにかく熱いです!武将どもの男臭さが敵も味方も半端じゃありません。戦場に生き戦場に死ぬに一ミリの疑問もない正に戦争バカだらけの戦闘、戦術、戦略どれも非常に高いレベルで魅せてくれる漫画。
智慧をこらし敵を欺き、騙し打ちも何でもござれ。一対一の戦闘も堂々大迫力で描ける戦場絵巻です。
強いて言えば暑苦し過ぎて癒しパートがほぼありません。ずっと汗だくです。
血がたぎって仕方ないそんな漫画です。

8/18に、新刊(47巻)が出ます!

アルスラーン戦記/荒川弘 原作/田中 芳樹

強国「パルス」の王子アルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻し初陣する。パルス軍の圧勝に終わると誰もが信じていた‥‥。奈落へと落ちたアルスラーンの運命! 激動の英雄譚。

原作未読ですがキャラが良い!舞台背景も良い!セリフも良い!ともうこんなに面白かったならもっと早く原作に手を出しとけば良かったと思う一大歴史ファンタジー叙事詩。
帝王学から忠誠、野望、信仰、血筋に至るまで人が国を成り立たせ、憂い奪い闘う要素がこれでもかと詰まりまくった作品。世界観の骨組みの重厚さもさる事ながら、キャラクターの生き様、信念の魅力的な事!王とは臣下とは何かの押し問答の答えの深さ、多角的さにも目を見はります。「人が人を突き動かす」で常にストーリーが転がる正に重厚なドラマです。

銀の匙/荒川弘

「超葛藤、青春酪農漫画」
荒川信者である事がバレる流れですが、だって全部最高じゃん!と心から言いたい、

大蝦夷農業高校に入学した都会育ちの農家でも何でもない男、八軒勇吾が巻き起こす酪農青春サクセス物語。子牛を追いかけて迷子、実習でニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘しながら成長していく。

八軒がずっ〜〜〜〜と、本当に悩みっぱなしなんです。おせっかい葛藤漫画です。食用の豚に名前を付け自分で購入しちゃったり、潰れそうな農家を救えないか七転八倒してみたり。その甘ちゃん姿勢は少年漫画像そのものなんですが、都合の良い展開なんかには絶対にしないんですね。どうにもならない事は確かに存在する。酪農家が抱えた厳しい現実を嫌というほど教えてくれるお話でもあります。

ですが、その中で自分達が楽しめそうな事には色んな人が入っていって大きなイベントになっていく。美味しいものはもっと美味しく食べよう。楽しい事はもっと楽しくしようと人が集まる素晴らしさを感じる、まるで毎日がフェス設立みたいな楽しさがある漫画なんです。

その迷いながらも答えを出し続ける八軒に人が集まるのが、至極自然なんですね。そこには必ず厳しさと楽しさと何より成長がある。そうして少しづつ大切な事を学んでいく八軒達をずっと追いかけていたいんです。

8/18に、新刊(14巻)が出ます!

無論、こっちも大大大好き(ホークアイ、超好き)。荒川先生の最高傑作。歴史に残る名作もお忘れなく!

海街diary/吉田 秋生

海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、三姉妹と腹違いの末娘の家族の喪失と再生を主テーマに、またその土地に生きる人々の繋がりを切なく、優しく丹念に紡いだものがたり。

私が買い続けている唯一の女性向け漫画です。吉田秋生さんの作品はBANANA FISHで完全に心を射抜かれてからずっと大好き。こんな面白い作品が少女漫画にあったのか!?とそのクールで大胆な演出とどこかニューアメリカンシネマな匂いのするビターで儚いキャラクター達に完全魅了されました。

本作もキャラクターやエピソードのビターで辛辣である事!ヒロインの一人の呼び出しに慌てて出てきた男に対して(ちゃんと手洗って来ただろうな、歯もみがいただろうな)って心中ルビ入れる少女漫画って!しかもギャグとかじゃないんですよ。真面目なシーンの合間に漂う、そんなどうでもいいディティール心境を丁寧に書いてある。これがもう大好物。

しかも主となるエピソードも離婚に遺産に病気にと、それらに絡む金の話までバンバン話す。でもそんなにリアルで生身の話なのに重た過ぎないんです。重たい事情に対して、いつもそれぞれが心配し合っているのが分かるんです。
その心配の仕方や手の差し伸べ方も空振りしたりしません。空振って間違えて学ぶお話じゃない。
ちゃんと各々が人の気持ちを受け止めて、選んで、強固な関係になっていく。

それは家族の再生であり、友情の確認であり、恋人同士の親愛だったりする。誰かと共に過ごす日常の中に必ず宿る難しさ、切なさ、優しさを描いた作品。

そしてこちらが傑作BANANA FISH!

銀河英雄伝説/藤崎竜 原作/田中 芳樹

二人の天才の宿命的な対決、その運命を描いた一大宇宙対戦記

長い宇宙史の中で戦い続ける帝国と連盟。ある時 “常勝の天才”と“不敗の魔術師”と称される二人の英雄が同時期に戦場に現れた。ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリー。長い戦いに終止符を撃たんとする二つの巨星の運命を描くSF英雄譚!!

こちらも原作未読ですが、フジリューファンなので。そしてアルスラーン戦記が面白かったので読んでみたらこっちも最高に面白い!

ラインハルトの気高い生き様と天才たる描写にめちゃんこ惹きつけられるし、超文官肌でひょうひょうとしてる天才ヤンの描き方がもう完全に藤崎先生お得意のキャラクターで安心感が半端ない。
この二人が主人公で戦い続ける限り、そして田中原作の知略と驚きに満ちた戦闘展開がある限りもうマジで無敵、ずっと面白いんじゃなんじゃないかと思う。
構成要素がかなり封神演義と似ている(大規模戦争、主人公がひょうひょう天才型、人死にドラマ)からとても、とても期待している。

8/18に、新刊(7巻)が出ます!

藤崎竜といえば、こちらももちろんおすすめ!何度読んだかわからない私の青春を構成した一冊。

ヒストリエ/岩明均

舞台は紀元前マケドニア。奴隷の身分ながら豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた傑物エウメネス。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。

またしても歴史叙事詩ものです!もはや隠しません。時代をうねりを感じる叙事詩ものが大好きです!
本作の持ち味はなんといっても歴史を紐解くその切り口です。あくまで人を主役に据えながら、何かもっと大きなものに動かされているかのような構成の奇妙な連れて行かれ方。
そして岩明先生お得意の人を人として見ない頭のネジが抜けた壊れ気味なキャラクター達が織り成す戦いや交流がまたシュールかつエグい!
岩明先生のキャラクターを見ていると「人間は感情と論理の生物」だと思わされます。
そう言ったキャラクターと歴史軍記ものが抜群に相性が良い!ちゃんと人間なのに生物同士の歴史として感じられる唯一無二の作品です。

こっちは岩明均作品では必読書ですね。勧めたら必ず絶対100%面白いと言われる魔法の作品。

ダンジョン飯/九井諒子

ダンジョン内冒険中、仲間を竜に食われてしまったパーティーが、その仲間を救う為に再びダンジョンに潜る話。食費がなかった為ダンジョン内の倒したモンスターや原生植物などを食べながら前に進む一行を描いている。

モンスターをより美味しく食べる為の研究本というどえらい創造的なファンタジー食本。ダンジョンや魔物を論理的に化学するファンタジー理科漫画でもある。
もちろん、冒険もバトルもしっかりあるけれどモンスターを調理、理科するスタンスを巧妙に練りこんだシュールなギャグ漫画というのが私が現在感じている本作の面白さだと思う。
※新刊出たばっかりだったのでより詳細なオススメ記事も書いてます!お時間ある方はぜひ。
ダンジョン飯 感想 1巻〜5巻「ダンジョンで理科とお料理するギャグ漫画」

ベルセルク/三浦建太郎

ダークファンタジーというジャンルを築き上げたファンタジー漫画の金字塔。

中世ヨーロッパを下地にした「剣と魔法の世界」を舞台に、その身に呪いを受けた巨漢の剣士ガッツの闘いの旅を描く

その世界観、構成は重厚としか言いようがありません。壮大ながらも重く、暗く、禍々しく、痛々しく生生しい。
こんなに非業な運命を遂げた男が、そしてそれに抗う男がかつていたか?という程にとんでもなく巨大なものに立ち向かうガッツがいつも最高にカッコいい。

背景や魔物の描写演出の荘厳さ、華麗さ、邪悪さ、何より強大さは他に類を見ない圧倒的な画力です。
画だけじゃなく読み物としても素晴らしいストーリーテリングです。どう考えても名作なんで、これをリアルタイムで読める幸せですね。新刊出る度本当に充実の読み応えを感じて次巻を待つのをもう10年くらい楽しみ続けています。

ブラックラグーン/広江 礼威

アメリカンクライムムービーにかぶれ切った世界観、セリフ廻しが最高にジャンクでクール!

舞台は東南アジアにある仮の街ロアナプラ。裏社会の運び屋「ブラック・ラグーン」を中心に繰り広げられる闇の仕事とその顛末を描く。死と硝煙の匂いが充満したクライムサンスペンス漫画。

暴力の世界をこれでもかと描きならもマフィア、軍人、殺し屋のキャラクターがデフォルメされ尖っているしテンポとスピード感が良いので重さはなく添加物たっぷりのジャンクフードを食べているかのようなB級感がたまりません。
ガンアクションがとにかくスリリングでカッコいい画が多いのも特徴的です。
カッコいいワルがわんさか出てくる漫画といえば本作です!

ドリフターズ/平野耕太

歴史上の著名人が時代を超えてエルフやドワーフもいる異世界に一堂に会し戦争し合うお話。

こちらも独特でクールなセリフ回しと、カッコいい暴力画が魅力のバトル漫画。
良くも悪くも平野節は下衆い表現が大好きであらゆる力に対して溺れるような魅入られているかのような強烈なキャラクター達ばかりでそこが魅力的です。
演出や表現もおどろおどろしさと熱量がこもったものは特に素晴らしく、全く新しいバトルものとしていつも惹きつけられています。軽口表現もふんだんにあるからエンタメとして楽しめるのも良いところです。

こっちもぜひ!狂気と血に満ちた吸血鬼バトル

青の祓魔師/加藤和恵

悪魔の血を継ぐ少年・奥村燐と弟 雪男、祓魔師になる為に学園で仲間達と修養に勤しむが次々と襲ってくる強大な敵に立ち向かいながらそれぞれが強く成長していくエクソシスト少年少女達の物語。

一言で言うと作り方上過ぎ!とにかくドラマに説得力がある!海外ドラマを見るかのような手を止められない引き込みがあります。主人公凛と雪男兄弟のキャラクター設定の対比やそれぞれの過去などキャラクターの輪郭の出し方がお手本的な上手さ。キャラクターが皆すごく等身大なんです。それぞれがきちんと悩んで、自分が出来る事を探し見つけていく。
必ず各エピソードでそれぞれが手を差し伸べあうが、自分の問題は自分で解決し成長する姿は成長実感を最も感じさせます。
絵がとても綺麗で分かりやすくビジュアル的に非常にさっぱりしてるのも進めやすい良さです。

七つの大罪/鈴木央

「悲劇と悲願の塗り重ねがうむ重厚なキャラクター像が熱いファンタジー」

とてつもない力を秘めた七人の戦士〈七つの大罪〉。その七人と一人の少女が悪から世界を救う冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー。

回想で明かされる過去過去過去の連続。その悲劇と受け継がれた悲願。重厚で苛烈ながら恐ろしくテンポが良いです。
普通の漫画なら3巻分位かかりそうなエピソードを1巻に濃縮しながら話が軽くならない、コンパクトで重厚という魔法の漫画です。

絵もライトで、少年漫画に必要なすべての要素をきちんと網羅してる為、恐ろしく読み易いですがエピソード自体は既に50巻クラスの漫画に匹敵する位の重量感があります。読後感の充足感は半端じゃありません。

双亡亭壊すべし/藤田和日郎

闇がうごめく奇怪な屋敷「双亡亭」。悪意に満ちたその屋敷に導かれ、集い、挑む人々。
おぞましき屋敷を破壊する人々と屋敷との戦いを描いたホラーバトル物語。

うしおととら、からくりサーカス等名作を手がけた最高のストーリーテラーの新作です。
恐ろしい妖怪描写をさせれば現代右に出るものはいない狂気に満ちた独特の画力筆力は本作でも存分に発揮されてます。

なぜ壊すのか?過去が明かされるに従ってどんどん風呂敷が広がっていってお話が大きく深くなり登場人物の感情が膨れ上がり、巻を追うごとに深く共感していってしまうのが止めれらません。
温かで人間味に満ち満ちた秀逸なドラマパート、名言を量産してくれるのもたまらないところです。

こっちの二つは名作枠ですね。絶対泣いちゃう大感動巨編ですよ。


ワンピース/尾田栄一郎

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。

侠気、浪漫、絆、未知への冒険、悪辣さ、悲痛さ、正しさ、理想、勧善懲悪の爽快さ。
キャッチーにデフォルメされた特徴的なキャラクター。クラシックとなるに相応しい多くの素晴らしい要素を持った作品。
人間の芯から発する格好良さをキャラクターに乗せて打ち出す描き方は威風堂々というのが相応しい。
小細工なしの少年漫画としての面白さを余す事なく教えてくれる一大傑作です。

ハンターハンター/冨樫義博

主人公の少年ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親ジンと会うため、父の職業であったハンターとなり
仲間達との絆を深める様を描いた冒険活劇。

多彩で魅力的なキャラクター。念という能力が持つ広がり、各々の能力の面白さ活用方法、
天才的なまでに印象的な一つ一つのカット。頭脳戦の面白さ。何度も読んでますがそれでも毎回面白い、
甘さのない設定と演出がスリリングだからなのか、バトルにいつも可能性が無数にあるからなのか、
キャラクターのセリフ行動がいつも意外性抜群だからなのか。とにかく冨樫先生は面白いものを作る天才なんだと思います。
そういう天性のバランス感覚をお持ちだとしか思えない感覚的な面白さが本作にはあります。

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